情報収集とトラブル対策
バンコクに到着したら、夜だった・・・という場合、何の情報もなくては身動きが取れません。
タイへの旅に出発する前に、少なくともバンコクの観光ガイドブックや列車バスの時刻表、ホテルのリストなど、最新の、かつ正確な情報を入手しておきましょう。事前の情報があることで防げるトラブルもあります。
タイ国政府官公庁 日本支局
http://www.thailandtravel.or.jp/
●東京事務所
〒100?0006
東京都千代田区有楽町1?7?1
有楽町電気ビル南館2階
TEL:03?3218?0355
●大阪事務所
〒550?0014
大阪市西区北堀江1?6?8
テクニックノーブル四ツ橋ビル3階
TEL:06?6543?6654,6655
●福岡事務所
〒810?0001
福岡市中央区天神1?4?2
レルガーラ6階
TEL:092?725?8808
*全事務所共通
*開館時間:9:00?12:00 13:00?17:00
*休業日:土・日・祝、8/12(王妃誕生日)、12/5(国王誕生日)
盗難と紛失に際しての対処
旅行中に、絶対に守らなくてはならないものは、何よりもあなた自身の命です。そしてもちろん、パスポートです。それでも万一、盗難に逢ったり、紛失してしまったときの対処の仕方を心得ておきましょう:
●パスポートがなくなってしまったら?
1.警察へ行きます。
ツーリストポリスで盗難(紛失)証明書を作成します。
2.日本大使館(総領事)へ行きます。
盗難(紛失)証明書、顔写真2枚(4.5cm×3.5cm)とパスポートのコピーを持参し、帰国用の渡航証明書を作成してもらいます。
その他、クレジットカードやトラベラーズチェクを紛失、盗難に遭ったときにも、カード会社への連絡や警察への届けなど、必要な手続きを把握しておきましょう。
病気とケガ
楽しい旅の第1条件は、健康でケガがないことです。気をつけていてもトラブルは発生しがちです。事前に出来る限りの予防をし、対処法を身につけておくことで何かあったときの被害を最小限にとどめましょう。
安全な旅のポイント
●海外旅行保険
海外旅行中の傷害や疾病で生じた費用を補償するのが海外旅行保険です。現地での医療費は高額になります。万一に備えて加入しておくことをお勧めします。
*クレジットカードに付帯している保険は、死亡保険と携行品保険のみなど範囲が限定されている場合があります。また、利用付帯、つまり旅行の費用をそのカードで支払った場合にのみ適応されるという条件つきの場合のことが多いですから、出発内容に補償の内容や金額、条件などを必ず確認しておいてください。
●予防策
1.常備薬
胃腸薬、下痢止め、風邪薬、など使い慣れた薬を持参しましょう。バンコクにも多くの薬局がありますし、日本の薬も手に入るものがあります。しかし普段の見慣れたものを持参するにこしたことはありません。
*持病がある人は、事前に英文の診断書を用意しておくと現地で医師の診断を受ける際に役立ちます。
*飛行機に乗る際は、手荷物に入れるようにしましょう。
2.水分補給
バンコクの暑さは日本人の身体にはかなりこたえます。熱射病防止のためには充分な水分補給と休養は欠かせません。また汗と共に塩分も失われますので、塩分の摂取も心がけましょう。
*バンコクの水道水は飲めません。ミネラルウォーターを購入すること。ジュースなどに入った氷も(レストラン以外では)避けたほうが無難です。
3.衛生管理、食事
不衛生なお店での飲食は避けましょう。油っこい食べ物や香辛料がたくさん入った料理も胃に負担をかけます。ほどほどに。
トラブル
バンコクでは、日本人観光客を巻き込んだ、さまざまなトラブルが発生しています。現状を認識し、予防対策をとりましょう。
●偽ガイド
空港で偽物のガイドが待っていることがあります。ガイドの身元は最初にしっかりと確認しましょう。本物のガイドならば、タイ政府観光局(TAT)発行の顔写真入りの身分証明書を首から下げているはずです。
また、添乗員なしで現地係員によるツアーなどで、現地係員と会えない、あるいは待ち合わせ場所に来ていないということもあります。現地連絡先を控えておくこと、ツアーの場合は、バッジを目に付きやすいところにつけておきましょう。
●置き引き、すり
混雑している市場、空港、バス乗り場で、すりや置き引きが多発しています。現地の人だけに限らず、地理に疎い外国人のふりをして道を尋ね、そのすきにポケットやウェストポーチのなかの貴重品をすっていくという事件も頻発しています。
●麻薬・売買春
安易に麻薬に手を出すのは厳禁。当然のことですが、実刑となります。もりとん売春も違法行為です。
●観光スポットで
バンコク市内には、タイの代用的な乗り物である、「トゥクトゥク」というエンジンつきの三輪タクシーが走っています。ところが最近、観光客を宝石店へ連れて行く運転手がいます。また、「現在、××は工事中だ、見学できない。別のもっと良いところへ案内する・・・」といって、提携したお土産屋へ連れていくケースもあります。
●宝石詐欺
偽の宝石や質の悪い品物を売りつける事件が多発しています。